デグー
デグーはテンジクネズミの仲間です。デグーは人にとてもよく慣れるため、欧米ではペットとしての歴史もあります。
野生のデグーは南米(チリ)の標高1200mくらいの高地に生息しています。
デグーは生まれたときは14gですが成長すると170-300g程度になります。体長は12-20cm(尻尾は別途12cm)。
茶褐色の毛色が特徴です。これがもし、もっといろいろなカラーバリエーションがあったのなら、人気のペットとなると思います。
デグーは非常に人間になれるし、ハムスターなどよりも寿命も長いし、かわいい小動物だと思うのですが、、、
デグーは夜行性とも昼行性とも呼ばれています。飼育する人間にあわせて生活できるようです。
オスとメスの区別はハムスターと同じで肛門と生殖器の距離で判断します。
また、日経サイエンスという雑誌で「アンデスの歌うネズミ、デグー」と題して特集されるほど、実に多彩な鳴き声でコミュニケーションをとります。
いろいろなパターンがあるようで聞いていても楽しいです。
デグーを飼うのは、オスとメスの1ペアまたはメス2匹で飼育することをおすすめします。集団性を好むため1匹では寂しがります。
逆にオス同士や多数で飼育するとケンカがおきてしまいます。
デグーの尻尾
デグーの尻尾の先端部分は、フワッと広がっています。
そのため別名「トランペット・テール」とも呼ばれています。
ただし、この尻尾は掴んだり、引っ張ったりは絶対にしてはいけないです。
靴下が脱げるような感じで、尻尾の表皮がズルッと抜けてしまいます。
そうなってしまったら、もう尻尾は元に戻らないので注意しなくてはいけません。
2009年07月04日